時々ブログに登場していた
セキセイインコの「ローリー」🐦️
2020年9月29日に虹の橋を渡り
私たちの前から居なくなってしまいました。
まだ2歳だったのに、、、。
その事を考えただけで、
いまでも胸の奥がギューっとなり
悲しみの感情を抑える事が出来ません。
でも、最近ようやく気持ちを切り替えなくちゃ。と思えるようになってきました。
ローリーは甘えん坊で、いつも
私の肩に乗ってくる可愛い子でした。
カゴに戻る時は素直に言うことを聞くし
呼び掛ければお返事するし、
申し分のない位の良い子でした🍀
そんな生活の中、昨年の9月。
私は半月板損傷で入院したんです。
手術は成功し、回復も早く順調。
完全個室でしたから、のんびり過ごしながら
パソコン持ち込みで仕事をするなど
「快適~」などと、のんきにしていました。
それから2週間経ち、退院の前日
夫が「ローリーの体重が1グラム減った」
と、言うので
「病院へ連れていって。」とお願いしたんです。
診断は
「急に寒くなってきて食欲が落ちただけ。特に悪いところはありません」
との、事。
ところが、また翌日にも体重が1g減ってしまったとの事。
小さなインコの2gは絶対におかしい!
「私の退院は午後にするから、午前中にもう一度インコを病院へ連れていって!」
と、お願いし
高カロリーのご飯と薬を貰ってきました。
まずは体重を増やして体力回復する処置だそうです。
そして、私も退院。
ローリーに会ったら、手の上に乗ってきてくれました。
しかし、その後もご飯を食べられずに
体重がみるみる減っていくではありませんか。
次の日、私は手術直後の足の痛みも忘れ
鳥かごを抱えて、病院へ走りました。
午前と夕方の1日2回の強制給餌です。
お願い!元気になって!!!
しかし、その願いは届かず
退院から3日後の夜に
小さな声で鳴いたあと、目を閉じてしまいました。。。
入 院中はローリーとLINEでお話してました。
元気な姿を見て
「便利な時代になったね~♪」等と
思っていたのです。
これがリアルなコミュニケーションじゃない事にも気付かず…。
コロナ禍でいつも一緒にいた私が2週間もいなくなり、
どれほど寂しい思いをしていたのか。
夫と娘は毎朝必ず鳥かごの掃除をし、
ご飯もいつもと同じ量を
忘れずにあげてくれました。
しかし日中にいるはずの
私はいない。
それが、いけなかったんだ。
だって私が入院するまでは、
毛づやもピカピカでとっても元気だったんです。
入院中は家事をやらなくていい♪なんて
お気楽な事を言い、
ローリーの寂しい気持ちに気付きもせず。
体調の変化にも気付きもせず、ほったらかして
バカみたい。
取り返しのつかない後悔は
何をどう考えても諦めのつかないものでした。
他に思い付く理由は、どれも言い訳でしかなかったんです。
悔やんだからと言って、ローリーは戻ってこない。
それでも、自分の愚かさを責め続けていました。
この苦しみと悲しみを緩和するために
次の子を飼う事を勧められましたが、
とてもそういう気持ちにはなれません。
だって私が育てなければ、もっと長生きできたかもしれない。
次もまた、私のミスで短い命で終わる子になるかもしれない。
そう考えてしまいます。
ローリーは幸せだったかな?
私はローリーとの暮らしが本当に幸せでした。
あの甘えっ子にまた会いたい。
その気持ちは今も変わりません。
それでも最近、ちょっとだけ新しい家族について考えられるようになってきたんです。
きっかけは娘にせがまれて行った猫カフェでした。
通ううちに、飼育放棄や劣悪な環境での多頭飼いについても知りました。
そうした子の命は、
誰かが繋ぎ止めてあげなくては
消えてしまうんですね。
夫にその話をしたら、猫を飼っても良いと言ってくれました。
ローリー。
ローリーは私に命の重さと儚さを教えてくれたね。
いつまでも大好きだよ🍀