傘寿(さんじゅ)の父

5月2日に誕生日を迎えた私の父。

たまたまゴールデンウィーク中なので(´艸`*)

毎年顔を見て「おめでとう」が言えます。

今年は数えで80歳の【傘寿(さんじゅ)】でした。

 

プレゼンとは今大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんの絵本

『このあとどうしちゃおう』です。

「おじいちゃんがしんだ」ではじまるこの絵本。

お年寄りに送るにはタイミングを考えなくてはいけませんが、幸いにもまだ私の両親は元気。

 

いや、ほんと。

とても79歳とは思えない行動力です。

 

春になると張り切るのが裏庭の手入れ。

今年の4月には材木をたくさん用意して、自分で囲いを作り青いネットを張った虫よけスペースを作ったそうです。

もう少し暖かくなってきたらネットの中ではトマトを育てるんだとか。

 

お花のスペースもきれいに手入れがされていました

この渡り廊下?と藤棚も全て父の手作りです(*´▽`*)

 

野菜つくりに関しては【無農薬】にこだわり、毎年美味しい野菜が豊作です!

 

父の作る畑はこだわりの“土”が自慢です。

私に物心がついたころには苫小牧で建築資材を扱う金物店を経営していましたが、

もともと父は化学者で微生物の専門だったそうです。

 

今でもとにかく勉強熱心。

最近購入した本がこちらです。

本の隣にあるA4の冊子は父が作成した資料だとか。

これを作るために、まずは本で得た知識をノートに書きだすそうです。

そして、いよいよパソコンに打ち込んでいくんですって。

冊子の中身はこんな感じです。

個人で楽しむレベルとは思えないほどの完成度( ゚Д゚)

(もちろん父が自分で見るだけの資料です・・・)

 

そして様々な実験をしつつ“堆肥”を自分で作っています。

別のスペースでは“ミミズ”も増やしているんだとか(;・∀・)

まぁ、やることが徹底しています。

 

時々「周りの人と話が合わない!」と嘆きますが・・・。

そりゃ合わないでしょ(;´∀`)

「話が合う人はみんな先に死んでいった」とも。

 

孫が読み聞かせしたプレゼントの絵本。

それを何度も自分で読み返し

「ほ~。こうやって死について考えるのか」とつぶやいていました。

 

どれほど私が学んでても一生父の知識にはついていけませんが、絵本は年齢を選ばずに心に響きをもたらしてくれます。

 

私も父の勤勉さに刺激を貰って、学ぶことを続けていこうと思いました(´ー`)