『北海道大学名誉教授』であり、
『北海道科学大学客員教授』の
【青木由直先生】から
一冊の本が送られてきました️
青木先生と言えば。「サッポロバレー」や
「eシルクロード」など、
数々のIT企業経営者を生み出す場を創りあげた
日本のIT発展の先駆者として有名な方です。
2021年には瑞宝中綬章を受章されています
以前は青木先生が著書を発行されると
出版記念パーティが開催され
毎回その司会として
お声をかけて頂いていたんです
dokomoが《iモード》のサービスを開始した頃だったと思います
その頃、私は
アナウンサーの育成も手掛けていましたので
事務所所属の後輩たちも
本当にお世話になりました
画質が荒いですね~
生活の中にネットが普及し始め
指1本で飛行機のチケットが予約出来る事に
驚いていた時代でした️
新聞ではいつも青木先生のお名前を見かけましたので
とにかくお忙しかったと思います。
海外視察にもよく行かれていました
その頃から、いつお会いしても穏やかでにこやか
「温厚」とはまさに青木先生のためのことばの様な気がします
更に絵がプロ並みにお上手で、ITだけではなく
芸術分野でも多才な印象があります
懐かしの写真は確か青木先生と中国の方とのスケッチ展だったと思います。
ある時、
「札幌のまだ誰にも知られていないおもしろいスポットを取り上げたガイド本を作ろうと思っているんですよ。岸さんも見つけたら是非記事を書いてみてください。」
と言われました。
その時、私は生意気にも先生に
「本ではなく、ロケをしてVTRに収めてみたらどうですか?」
と、アイデアを出したのです
そこで先生がおっしゃった
「うーん。。やっぱり紙に残る事が大切なんですよ」
のひと言に衝撃を受けたのを記憶しています
ITを推進して、次々と新しい方向を見ていらっしゃるのに
「本」にこだわる姿勢にぶれは一切ありませんでした️
そして発行されたのが「札幌秘境100選」という本でした。
その後も近郊を取り上げ、シリーズ化されています。
読ませて頂いたら、発見がたくさんあって興味深い!
アイデアも遊び心もいっぱいの先生です
今では年賀状のやりとりだけになっていましたが
今回、突然郵便物が届きましたので
ワクワクしながら開封してみたところ・・・
「爪句@あの日あの人」でした。
思い出の人物のひとりとして私が載っていたんです
絵本の活動を行っている私の事が
「北海道新聞社」さんの記事に取り上げられのをご覧になり
ネットで検索してみた。と書かれていました( *´艸`)
そして“あとがき”には
「ブログでは見返す事のない写真や記事でも、
紙媒体にしておくと見返す機会が増え著者にも好都合」
と記載されていました
コロナ禍となり、電子書籍が増えている中でも
先生のポリシーは変わっていないのですね
今でも青木先生が新聞に登場すると
懐かしさがこみあげてきて、じっくり記事に目を通します。
あの頃「仕事」として。ではく、
細々と活動していた私たちを「応援」してくれていたのだと思います
ご本人に確認した事はありませんが、謝礼も多分
ポケットマネーだったのではないかと想像しています。
青木先生はそういうお方です☆
「爪句」はクイズ・ツーリズムとして道内鉄道編などの45集は
廃線となった鉄道駅のパノラマ撮影など貴重な写真も多く、
全部で50集まで発行されているとのこと
公共施設などには寄贈をして下さるそうで、
展示可能な施設の方はぜひ問い合わせてみて下さい
( aoki@esilk.org )
最近、様々な場面で
自分の無力さを痛感する事が多かったのですが
雲の上のような方が、私を
「記憶している人物」として
取り上げて下さった事を本当に嬉しく思いました