はるちゃんの絵本の中で、
絶対に人に譲りたくないし、譲れない絵本をご紹介します
File Number.12
講談社
中川ひろたか ぶん
はたこうしろう え
発行年月日 2010年3月25日
ポイントは
「なんだってやってみたい」です。
ショコラちゃんは、なんでもできる女の子。
なんだって してみたい
どこにだって いってみたい
気になることは何だってやってみるのが
ショコラちゃん。
こんな風にはじまり、
ショコラちゃんの好奇心旺盛な様子を
「あ行」から順番に紹介していきます。
行きたい旅行先の国のなまえ。
やりたいスポーツや食べたいもの。
五十音順に登場する単語とともに
可愛らしいショコラちゃんの姿もあり、
リズム良く声に出しながら
ひらがなの世界を楽しめます。
ショコラちゃんの絵本はシリーズ化されていて
何度も「よんで」と持ってくる絵本でした
そして、実家に帰省した時に
おばあちゃんに買ってもらったのが
この「ショコラちゃんのあいうえお」なんです
こちらも何度となく読みましたので、
絵本を開かなくても、
私が「あ!」と言えば
娘は「アメリカ!」と答えるし、
「ぬ!」と言えば
「ぬーとりあ」と答えるくらい丸暗記
そんなある日。
本棚の前で、ひとりで静かに遊んでいるなぁ
と、思って様子を見たら…
あああああ〜!ヽ༼⁰o⁰;༽ノ
この絵本を、な、な、なんと
〈糊付け〉してたんです
慌てて奪い取り、無理やり開きましたが、、、
Ω\ζ°)チーン
ベタベタ
グチャグチャ
なんてことを、、、
見開きから、6枚目の「さ行」まで
ダイナミックに糊付けされてました
私がバリバリっと剥がす姿を見て
我に返ったのか、
怒られる前に、急に大泣きして
「せっかく、おばあちゃんが買ってくれたのにぃぃぃ!アーンアーンアーン(TдT)」
だって(;´Д`)
ちょうどこの頃、
私のやる事を真似したがってました。
洗濯物を畳んだり、、、
掃除機をかけたり、、、
だから、糊付けもやってみたかったのかなぁ?
┐(‘~`;)┌
興味のあることは、なんだってやってみたいショコラちゃんと同じってこと???
大好きなショコラちゃんを閉まっておきたかったってこと???
そう考えると、叱れないですよね
おかげで、他とは違う
記憶に残る1冊になりました
子どもが絵本を破ったり、落書きをすると
【処分】してしまう方が多いのですが
私は、「そういう絵本ほど大切に保管して欲しい。」と講座でお話します
絵本は『物語の世界を楽しむもの』ですが、
それ以上に
『親子で共有した時間』が
心にしっかりと刻まれるんです
大きくなってから、その時の絵本を見た瞬間に
タイムスリップして、懐かし想い出が蘇ります
それは【堪らなく愛おしい時間】となります
だから、捨てないで。
むしろ【宝物】にして欲しいですし、
私は大切にしています
ただ、、、
やはり、子どもが静かにしてるなぁ。
と、思った時は要注意
と言う事も
改めて付け加えておきましょう
ほら、ね